「転職してまだ4ヶ月しかたってないけど、もう辞めたい...」
転職して4ヶ月で辞めるとなると、キャリア的にも不安でどうすればいいか悩みますよね。
結論を先にいうと、転職して4ヶ月だろうと「本当にあわない」と感じたら辞めるべきです。
つまらない仕事や辛い仕事を何年間続けても、あなたの理想とするキャリアには繋がらないからです。
ただし、闇雲に辞めてしまって転職活動を行っては、また同じ失敗を繰り返してしまう可能性が高いです。
また、「本当に転職すべきなのか?」といった視点も重要になります。
今回の記事では「本当に転職すべき状況なのか?」「転職したい場合どうすれば入社4ヶ月でも次の転職を成功させることができるのか?」といった点を紹介していきます。
今回の記事が参考になる人
- 転職4ヶ月で既に辞めたいと思っている人
- 次の転職は成功させたいと思っている人
- 本当に辞めるべきか迷っている人
4ヶ月で転職したいとお考えの方へ
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また、他のエージェントの情報も欲しいという方は、下記記事を参考にしてください。
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1. 転職4ヶ月でやめても問題なし
転職する際に、「本当に4ヶ月でやめてもいいのか?」「甘えじゃないのか?」といった不安を抱えている人もいるかもしれませんが、結論辞めても問題ありません。
同じような悩みを抱えている人で、実際に転職して4ヶ月後に再度転職する人は多数います。
転職して4ヶ月。精神的にしんどくて続けるのは無理やと思ったので辞めることにした。
— いく∞ (@iku28_knjn8) July 8, 2020
辞めるって決めてからは気持ちがすっごい楽になった😌
就活大変やけど頑張ろ!
Twitterもあまり浮上できてなかったけど、またフォロワーの皆さんとお話できたらいいな😊
豆知識:転職市場へのコロナの影響
下記図は、エン・ジャパンが調査したコロナが中途採用にどのような影響を与えているかの調査結果です。
新型コロナウイルス感染拡大による中途採用への影響 実態調査 ―『ミドルの転職』
85%の転職コンサルタントが「半数以上の企業が採用を継続している」と回答しています。
よって、問題なく採用を続けているのが確認できます。
転職4ヶ月で既に転職したい人たちの声
貴方と同じく転職4ヶ月目で辛い思いをしている人たちは多数います。
大学ガチガチの体育会で根性あると思ってたけど、転職4ヶ月目にして心が折れた。体力が問題じゃない。低賃金の人間関係最悪の環境で毎日12時間嫌みを言われてたらそりゃ折れる。二週間に1回は新人入る。だが辞めるの繰り返しばっかだし。これヤバくないっ?て問題提起したら無視されるし。
— サーモン君 (@saamon2500) December 8, 2019
転職4ヶ月目、再び仕事に行けない毎日が続いていて毎朝彼氏と揉めている。変わりたい頑張りたい気持ちと過去のトラウマと面倒でさぼり癖のような気持ちも出てきてゴチャゴチャしてる。
— なごやかな大福豆 (@075_pain) April 7, 2020
給与や人間関係の問題を抱えていたり、新しい環境に慣れずに気持ちの整理ができていない人が大勢います。
こういった問題の中で、どう頑張っても解決できない問題であれば4ヶ月で転職を行ってもいいでしょう。
理由としては、貴重な時間を無駄な職場に費やすより、自分が本来やりたい仕事や条件がもっといいところに早く転職した方が自身のためになるからです。
ただし、行動に移す前に一度本当にやめていいのか振り返る必要もあります。
闇雲に転職を行っても次の職場でも、同様の問題を抱えて転職を繰り返す可能性があるからです。
2. 4ヶ月で辞めていいのか冷静になって考えてみる
何故辞めたいのか振り返る
現状、何に不満を持っているのか振り返ることが大切です。
辞めるのではなく、別の解決方法がある可能性があります。
振り替える際は、下記3つのポイントを軸に振り返りを行っていましょう。
振り返る3つのポイント
- 何故今の職場を辞めたいのか?
- 4ヶ月で辞める方法以外に解決出来る問題はないのか?
- 自分の仕事の向き合い方に問題は無いか?
それぞれ解説していきます。
①何故今の職場を辞めたいのか?
何故今の職場をやめたいのか振り返りを行いましょう。
辞めたい理由を明確にして、本当に解決できない問題なのか確認する必要があります。
辞めたい理由を明確しないと、次の転職先も今と同じような状況になってしまう可能性があります。
辞めたい理由を明確にして、次は自分が納得できる環境にいかなくては、再度転職することとなり転職回数のみが積み重なってしまいます。
②4ヶ月で辞める方法以外に解決出来る問題はないのか?
辞めたい理由を明確に出来たら、本当に辞める以外に解決策は無いかを確認しておきましょう。
辞める方法以外に解決できる可能性がある3つのケースを紹介していきます。
解決できる可能性があるケース
- 転職後の仕事内容に不満がある
- 転職後の職場に馴染めない
- 仕事がおぼえられなくて辛い
それぞれ解説していきます。
1.転職後の仕事内容に不満がある
転職後の仕事内容に不満があるということは、ミスマッチが発生している状態です。
ただ、自分がやりたいと思っていることが、別の部署で出来る場合は転職する前に部署異動や業務変更を願い出ることによって解決するケースがあります。
社内調整をすることで本来自分がやりたかったことが出来ないか振り返ってみましょう。
それでも無理ならその職場にいることは無意味なので一刻も早く転職活動を行うべきです。
2.転職後の職場に馴染めない
転職後の職場に馴染めないケースもよくあります。
ほとんどの人が、新たな人間関係を構築するには時間を要するからです。
しかし、職場に馴染めないといった問題は、時間が経つことで解決する場合があります。
また、自身の行動を少しだけ変えることで改善するケースもあります。
因みに、職場に馴染めないと感じている人がどれくらいの割合がいるか、転職サイト「リクナビNEXT」のアンケート調査結果を確認してみます。
転職経験者314名に「転職後の職場に馴染めなくて辞めたいと思ったことがあるか?」アンケート調査した結果
引用先:リクナビNEXT
6割以上の方が辞めたいと回答しています。
その後、辞めたいという気持ちが解消された人の割合も確認してみると、46%の方々が解消しています。
「職場に馴染めなくて辞めたいと思う気持ちが解消されたか?」
引用先:リクナビNEXT
およそ半数の方々が解消しています。
では、その人たちはなぜ辞めたいと思う気持ちが解消されたのか?
リクナビNEXTの「辞めたいと思う気持ちが解消された理由」のアンケート結果を確認してみます。
辞めたいと思う気持ちが解消された理由
引用先:リクナビNEXT
辞めたい気持ちが解消した人たちは、積極的に職場の環境に適応しようと動いていることが分かります。
馴染むためには、相手に何かを期待するより、自分でアクションを起こしていかないと改善されないケースが多いです。
よって、積極的にコミュニケーションを取っていくことや職場の文化に慣れようとする動きが必要になってきます。
dodaのアンケート調査結果「職場に溶け込めた人の特徴と職場に溶け込めなかった人の特徴」を確認してみても、やはり積極的にコミュニケーションをとっている人が職場に馴染めているのが分かります。
職場に溶け込めた人と溶け込めなかった人の特徴(DODA調べ)
出典:doda
職場に溶け込めた人の特徴は、明るく自分から積極的にコミュニケーションを取れる人となっています。
逆に溶け込めなかった人の特徴は、コミュニケーション不足が主な要因になっています。
2位の「仕事の呑み込みが遅い」といった点も、分からないことを積極的に聞くといったコミュニケーションを取ることで改善するケースもあります。
ただ、中には積極的にコミュニケーションを取ることが苦手な人もいるかと思います。
そういった人は、時間を掛けることで徐々に馴染めることがあります。
辞めたいと思っていた人が、何ヶ月後に辞めたいといった考え方が変わったか、リクナビNEXTのアンケート調査結果を確認すると
辞めたいと思っていたのは入社して何ヶ月目までか?
引用先:リクナビNEXT
3ヶ月~半年までに解消するケースが33%と割合の多くを占めています。
よって、人見知りの人でも自分から少しずづコミュニケーションを積み重ねていくことで改善されるケースがあります。
コミュニケーションを取りづらい人もいるかもしれませんが、その場合は挨拶から徐々に距離を詰めていき、仲良くなるといった姿勢を持つことが大切です。
注意ポイント
パワハラや無視をしてくる人に対して無理にコミュニケーションを取る必要はありません。
その場合は辛いだけなのですぐに転職することをお勧めします。
3.仕事を覚えられなくて辛い
新しい職場で新しい仕事をこなすとなると、仕事をなかなか覚えられなくて迷惑をかけていてしんどい...という悩みもよくあります。
Twitterの声
確認しても間違えまくるし全然仕事覚えられないし私に向いてる仕事が何もない
— つらみちゃん (@yua_yyy02) September 23, 2021
転職してまだ4ヶ月しか経っていない中で、慣れるまで時間を要することは当たり前です。
ただし、仕事を覚えるための努力は行っていきましょう。
例えば、以下の方法などを実践しましょう。
仕事を覚えるために行うべきこと
- 分からなかった用語をメモして後から調べる。
- 手順をメモにまとめて、確認してから行う。
- 同僚の仕事ぶりを観察し、盗めることは盗む。
- 同じ内容で2度3度質問することになったが、聞かないと先に進まないので、勇気を出して尋ねる。
- 上手くいかないときは、上司に相談してやり方を一から教えてもらう。
仕事が覚えられないといった悩みは、自分から学ぶ姿勢が大切です。
自分が分からないことがあったら、その点を洗い出し改善していくといった行動を繰り返していけば自然と仕事を覚えることが出来るでしょう。
③自分の仕事の向き合い方に問題は無いか?
自分の仕事の向き合い方に関しても、振り返りが大切です。
Twitterの声
環境を変えても自分自身が変わらないことには何も変わらないので、自分探しの旅も転職もあまり意味がないことが分かりますね。
— なごやかな大福豆 (@075_pain) April 8, 2020
上記ツイートにもあるように、自分が変わらなければ転職してもあまり意味がないケースもあります。
例えば、仕事に対する姿勢で普段からサボり癖がある人が環境を変えてもまたサボってしまう可能性があります。
注意ポイント
ただし、無理に頑張れとは言いません。自分にあった働き方があると思うので自分が何を一番大事にしているのか一度振り返りを行いましょう。そのうえで環境が変えることがベストな場合は転職すべきです。
3. 4ヶ月で辞めるのは転職で不利になる可能性がある
早期退職は転職で基本的には不利になります。
「またすぐ辞めるのではないか?」といった不安を企業側にもたれる可能性が高いです。
よって、転職する際は明確な転職理由を準備して転職活動を行いましょう。
転職理由は、基本的にはポジティブな内容を述べるのがベターです。
「成長したい」「チャレンジしたい」といった前向きな転職理由だと企業側のハードル下がります。
または、転職せざるを得ない状況の場合は、その旨を明確に伝えましょう。
業績不振による会社の倒産、長時間労働&残業代未払い、上司によるパワハラ、入社時に提示された条件と違うといった点です。
こちらも自身ではどうしようもないことなので、企業側の採用のハードルは下がります。
注意ポイント
短期的な転職では必ずといっていいほど理由を確認されるので、転職理由は曖昧にせずに明確に答えられるようにしましょう。
4. それでも4ヶ月で辞めたい。成功するための転職方法
4ヶ月で本当に辞めてもいいか自身に問いかけてみても、辞めて転職した方がいいという結論に至った人へ向けて、次は成功するための転職方法を解説します。
転職したい理由を明確に出来たら5つの項目を実践しましょう。
成功させるための5つのステップ
- 転職の軸を定める
- 前回の転職のプロセスを振り返る
- 転職の計画を立てる
- 在職中に転職活動を行う
- 転職エージェントに登録する
それぞれ解説していきます。
1.転職の軸を定める
転職の軸は明確に定めましょう。
この点が明確になっておらず転職を失敗するケースが多いです。
自分が仕事に求めていることは給与、やりがい、職場環境、福利厚生、どれなのか明確にする必要があります。
転職の軸とは?
転職の軸とは、自身が次の転職先へ求める条件になります。
例えば、「給与よりも定時退社できる職場環境」といったワークライフバランスを重視した転職の軸を掲げた場合、ハードワークな業種を避けて転職活動をおこなうことが出来ます。
このように、転職の軸を参考に企業を絞ることによって、入社後のミスマッチを減らすことが出来ます。
2.前回の転職のプロセスを振り返る
前回の転職した際のプロセスを振り返りましょう。
プロセスを振り返りどこで間違ったのかを明確にすることが必要です。
振り返りもせずに転職を行った場合、再度同じ失敗を繰り返してしまう可能性が高いです。
下記転職プロセスの中で、どこを間違えたのかチェックしましょう。
転職プロセス
面接
- 面接練習
- 面接本番
- 労働条件の調整
内定
- 労働条件の決定
- 入社準備
- 他社面接辞退
入社
転職する軸の設定に失敗したのか?単純に面接に失敗したのか?焦って転職活動を行ってしまったのか?
失敗した要因をあぶりだすときにはプロセスチェックは必須です。
3.転職の計画を立てる
転職の軸とプロセスの振り返りが完了したら、次は転職の計画を建てましょう。
よくあるのが、転職先を早く決めたい気持ちから焦ってしまい、計画を立てずに転職活動を進めてしまうケースです。
転職する目的とゴールは明確にして、ゴールから逆算して設計していくことが大切です。
ここを明確にすることで焦っても、本来の目的に立ち返ることが出来るので、焦らず転職活動を進めることが出来ます。
目的:自分がやりたい仕事(IT関連)をしたい
ゴール:IT業界への転職
期限:何月までに転職するか決める
スケジューリング:期限までに転職するためのスケジューリングをおこなう。(一般的には3ヶ月程で転職活動が終了するケースが多いです。)
こういった内容を詰めいていき、転職の計画を立てていきます。
4.在職中の転職活動を行う
早期退職を想定しての転職活動の場合は、在職中に転職活動を行いましょう。
金銭面の余裕がなくなったり、決まらなかった場合に焦って次の転職先を決めてしまうケースが発生してしまうため、余裕をもって次の転職先を決めるためにも、転職活動を在職中に行うことにしましょう。
また、転職活動は悪いことを行っているわけではないので罪悪感を抱いて行うことではありません。
5.転職エージェントに登録する
転職する際は転職エージェントを活用しましょう。
4ヶ月での退職となると企業側からも厳しくみられるため、転職のプロフェッショナルである転職エージェントの手助けは必須となります。
前回の転職でもエージェントサービスを活用したかもしれませんが、次はより多くの情報を集めるために複数のエージェントサービスに登録しておくことをオススメします。
転職エージェント活用のポイント「複数社活用する」
転職エージェントは複数社活用することをお勧めします。
理由は転職エージェントごとに紹介してくれる求人も違いますし、担当者との相性も非常に大切だからです。
Twitterの声
今週は3人の転職エージェントと電話面談した。1人目のエージェントさんは動きが早かったなぁ。
— 教育環境アドバイザー (@kyoikukankyo_ad) September 11, 2020
1社のみの場合
一社のみ登録し、転職エージェントとの相性が悪かった場合、転職を円滑に進めることが出来ません。
複数社の場合
このように複数社の転職エージェントに登録することで、相性がいい転職エージェントを見つけることが出来ます。
5. おすすめ転職エージェント
数多くの方からアンケート調査など行った結果をもとに、オススメの転職エージェントを紹介します。
基本的に大手のエージェントは小さいエージェントと比べて、経営状況が安定しているため、無理やり求人を進めてくるケースは少ないです。
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6. まとめ
4ヶ月で仕事をやめて、また転職をしても大丈夫?といった内容を今回ご紹介しました。
結論としては勿論OKですが、転職する理由を明確にし、それなりのリスクがあることを理解したうえで転職するなら問題ないでしょう。
また、転職するなら転職エージェント利用するのがベターです。
失敗しない為にもエージェントと2人3脚で進めていくことが成功への近道です。
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