コロナの影響でWeb面接で対応する企業が増加中です。
今後、Web面接が主流になっていくことは間違いないので、Web面接をおこなう際の基礎的なやり方や注意点などを解説してきます。
今回の記事が参考になる人
- Web面接が初めてで不安な方
- Web面接の基本を学び、失敗をしたくない方
- どういったツールを使うか知りたい方
Web面接とは?
Web面接とは、オンライン形式でおこなう面接のことです。
自宅にいながら、企業と面接を行うことが出来ます。
このように画面越しに対話することが可能になります。
地方から東京など遠方での面接が必要な際によく利用されています。
最近はコロナの影響で対面での面接が不可能になったので、面接会場が自宅から近い場合でもWeb面接で面接対応する企業がほとんどです。
Web面接にも勿論気を付ける点やマナーなどはありますので、基本的な進め方や準備物から順に説明していきたいと思います。
実施~終了までの流れ
step.1
書類審査通過後、企業よりWeb面接案内がメールで届く
step.2
指定のオンライン会議ツールが起動するかチェック
step.3
当日5分前には指定された会議ツールにログインしておく。
step.4
企業側からオンライン面談開始の時間に着信が届くので、面談を開始する。
step.5
Web面接が終了して、通話を切るときは企業側が切るまで待つ。
Web面接の準備
Web面接の準備物
Web面接の準備物
- PC、スマホ、タブレットのいずれか1つ
- イヤホンまたはスピーカー
- カメラ
- マイク
PC、スマホ、タブレットのいずれか1つ
準備するモノは、PC、スマホ、タブレットのいずれか一つは必須です。
基本的にはPCで実施することをオススメします。
Web面接を実施する際は、企業からWeb面接の案内が届きます。
転職エージェントを利用している人はエージェントからも別途案内が届くでしょう。
イヤホンまたはスピーカー
イヤホンは相手の声を集中して聞くために利用します。
PCの音質が悪い場合、面接官が何を話しているか分からなくなってしまうケースもあるため、PCのスピーカーの音質が良くない場合はイヤホンで聞いたほうが良いでしょう。
イヤホンを利用する際のデメリットは自分のしゃべっている声がこもって聞こえてしまう点です。
やりづらい場合は、別のスピーカーを購入するといった方法があります。
オススメイヤホン・スピーカー
Amazonレビューの評価も高く、値段も2,000円以下で購入可能です。
ソニー イヤホン MDR-EX15AP
おススメ度
安心のソニー製で、値段も1,000円程で購入可能です。
カメラとマイク
Web面接の場合、カメラとマイクは必須になります。
カメラがないと、面接官が相手の顔を確認出来ず、その人の雰囲気や実際に顔をみて話してみた印象などの判断が出来ないため落ちてしまう可能性が高まってしまいます。
カメラとマイクが標準装備されていないPCの場合、必ず購入しておきましょう
オススメカメラ
ロジクール ウェブカメラ C270n ブラック
おススメ度
カメラ機能だけでなく、マイクも内蔵されているのでマイクを別途購入する必要がありせん。
画質もよく、お手頃な値段になっているのでおススメのカメラとなっています。
Web面接で良く使われるツール
企業によってWeb面接で利用するツールは違います。
良く利用されるツールを今回は3つ紹介します。
3つのツール
- Skype
- ZOOM
- apper-in
Skype
ZOOMを利用する企業が増えてきていますが、SkypeでのWeb面接をおこなう企業も未だに多いです。
Skypeからダウンロードして利用できます。
アカウント作成 | 必要 |
利用料金 | 無料 |
対応デバイス | PC/スマホ/タブレット |
ダウンロード | 必要 |
ZOOM
アカウント登録・ダウンロードが必要ないため、企業側から送られてきたURLに飛ぶだけでWeb面接を行うことが出来ます。
アカウント作成 | 不要 |
利用料金 | 無料 |
対応デバイス | PC/スマホ/タブレット |
ダウンロード | 不要 |
apper-in
apper-inも登録・ダウンロード不要でWeb面接がおこなえるツールになっています。
説明が全て英語ですが、企業側から送られてきたURLに飛べば、設定も何もせずにWeb面接を受けることが出来ます。
アカウント作成 | 不要 |
利用料金 | 無料 |
対応デバイス | PC/スマホ/タブレット |
ダウンロード | 不要 |
Web面接のマナー
続いて、Web面接のマナーを説明していきます。
直接の面談ではないので、ゆるくなりがちですがWeb面接にもしっかりとマナーがあります。
ポイントは下記4つの項目です。
Web面接のマナー
- カメラを見ながらしゃべる
- 顔だけでなく、肩まで移す
- はっきりしゃべる
- PCの操作は必要最低限にする
カメラを見ながらしゃべる
Web面接の場合、カメラの見てしゃべるというのは、相手の目をみてしゃべっているのと一緒になります。
よって、画面を見ずにキョロキョロしていると、相手の目をみてしゃべれない人、または落ち着きがない人と思われてしまいます。
こういったマイナスの評価に繋げないために、カメラをしっかりと見るようにしましょう。
カメラには顔だけでなく、肩まで移す
カメラには顔だけでなく、肩まで写すようにしましょう。
顔だけだと、その人の印象全てを把握することが出来ません。
少しでも相手に与える情報量を多くするために、なるべく肩付近までカメラに映るようにしましょう。
はっきりしゃべる
マイク越しに声が相手に伝わるため、普段よりもはっきりしゃべることを意識しましょう。
ただ、意識しすぎるとしゃべり方に考えを持っていかれて、会話がスムーズに進まない可能性があります。
よって、普段よりはっきりしゃべることを意識しすぎずに、頭の片隅に入れて面接に望みましょう。
PCの操作は必要最低限にする
メモをPCでとりたくなると思いますが、タイピングの音などが入り込んでしまい、面接官のしゃべる妨げになってしまいます。
基本的にはPCの操作は最低限にして、メモを取る際はメモ帳にとるようにしましょう。
Web面接をおこなう場所
Web面接をおこなう場所のポイントは下記4つです。
Web面接をおこなう場所
- 騒がしくない場所にする
- 明るい場所で実施する
- ネカフェなどは控える
- 画面に映る場所はキレイに整理整頓しておく
騒がしくない場所にする
オンラインでは、自分と面接官の声が入らない場所で面接をおこないましょう。
また、生活音も基本的には入れない方がいいため、Web面接をおこなう際は、静かな場所でおこなうようにしましょう。
明るい場所で実施する
カメラ越しの自分の顔が暗く映ってしまうと、印象が良くありません。
部屋が暗かったり、逆光で顔が黒くなってしまわないように、事前に自分がカメラにどのように映っているのかは確認しておきましょう。
ネカフェなどは控える
ネカフェなどでは声が周りに漏れてしまい、企業名や自分の情報が筒抜けになってしまう可能性があります。
企業側から見ても、ネカフェでおこなうということは「コンプライアンスの意識がひくそうだな」といった印象をもたれてしまう可能性があります。
よって、ネカフェでおこなうのではなく、自宅でおこなうようにしましょう。
自宅が難しい場合は、個室のコワーキングスペースなどを利用するようにしましょう。
画面に映る場所はキレイに整理整頓しておく
基本的には部屋全体を整理整頓出来ていればいいのですが、それが出来ていない場合、せめて画面上に映る場所だけでも整理整頓しておきましょう。
汚い部屋が映るだけであなたの印象が悪くなってしまいます。
Web面接の服装
Web面接の服装
- 基本はスーツ
- 自由の場合はフォーマルな格好で
基本はスーツ
基本的にはスーツで面接を受けるようにしましょう。
対面で直接合わないからといって、身だしなみに気を使わないでいい訳ではありません。
自由の場合はフォーマルな格好で
服装自由のケースも増えてきていますが、その場合はフォーマルな格好で実施ましょう。
シャツにジャケットなど無難な格好をした方がマイナスな印象を与えません。
Web面接の注意点
Web面接の注意点
- 通信環境をチェックしておく。
- Web面接に利用するツールの使い方を覚えておく。
- 繋がらないといった時に備えて、面接官の電話番号を控えておく。
- アカウント作成が必要なSkypeのアカウント名や画像を印象が悪くなるものにしない。
通信環境をチェックしておく
通信環境が悪いと、回線が途中で切れたり、会話が出来ずに画面が固まってしまいます。
そうなると面接を続けるのが困難になり、自分にとっても企業側にとっても時間の無駄になってしまいます。
そうならないように、事前に自分の通信環境で問題なくWeb面接が可能か確認しておきましょう。
Web面接に利用するツールの使い方を覚えておく
Web面接では、自分の画面を共有して相手に説明したり、相手の画面が共有されて説明を受けるといったケースもあります。
そうなった際に、スムーズに進めるために事前に利用ツールの使い方を調べておきましょう。
繋がらないといった時に備えて、面接官の電話番号を控えておく。
Web面接ではシステム障害でWeb面接に参加できなかったり、面接官が面接を忘れていて連絡がないといったケースもあります。
そういった自体に対処するために、事前に担当面接官の電話番号・メールアドレスはすぐに確認出来るようにしておきましょう。
アカウント作成が必要なSkypeのアカウント名や画像を印象が悪くなるものにしない。
アカウント作成が必要なWeb面接ツールでは、相手側に表示されるアカウント名や画像を印象が悪くならないようなモノを選択しましょう。
アカウント名は本名で、アイコン画像は自分の顔写真に設定しておくのが理想です。
まとめ
Web面接は、自宅にいながら面接を行うことが出来る手軽さから実施する企業が増えてきています。
今後は対面だけの面接対策だけでなく、Web面接のノウハウも身に着けていかなくてはいけません。
今回の記事が、あなたのWeb面接対策にお役に立てたら嬉しいです。
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