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ボーナスの時期に転職を考えている人は転職時にボーナスを貰えるのか?

転職 時期 ボーナス

転職する際に、現職からボーナスを受け取れるのか?転職先から入社してすぐにボーナスの支払日があるけど支払われるのか?といった点を気にする人は多いです。

今回の記事ではそういった疑問を抱えている人向けの記事なっております。

具体的には、下記の疑問を抱えている人へ向けた記事になっています。

今回の記事が参考になる人

  • 転職(退職)するタイミングで現職の会社からボーナスを貰えるのか?
  • 転職(退職)予定者にもボーナスは支給される?
  • 転職先でも入社時期によってはボーナスが貰える?
  • ボーナス時期の転職はボーナスの貰い逃げって思われないか不安

ボーナスの支払い時期に転職を考えている人は是非参考にしてください。

1.そもそもボーナスの支払い基準は?

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1-1.一般的なボーナスの支払い基準を説明

一般的な企業でボーナス(賞与)が支払われる時期は、夏と冬に年2回支払われるのが一般的です。

しかし、特段支払われる時期に対する法律が設けられている訳でありません。

ボーナス(賞与)に関しては、企業独自で基準を設けています。

何故かというと、企業側は給与を支払うことが法律上定められていますが、ボーナス(賞与)の支払いを義務に関しての法律は設けられていません。

企業側が社内規定としてボーナスの支払いを定めているので、支払い時期や支払われる回数も企業によって異なります。

転職時に支払われる条件としては企業側にて支払うよう義務付けている場合は支払われますが、転職時に支払われるかどうかも企業独自の基準が設けられています。

2.転職時にボーナスを貰える条件を確認しよう

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2-1.転職が理由で退職する人にもボーナスが支給されるか確認

転職が理由で退職する人に対してもボーナスが支払われるかどうかの確認は下記を確認しましょう。

・就業規則

・賃金規定

・転職を相談している上司や先輩

・直接管理部へ問い合わせる

転職が理由で退職する人に対してもボーナスが支払われるかどうかの確認は「就業規則」または「賃金規定」に明記している企業がほとんどです。

ベンチャー企業のような出来たばかりの会社だと就業規則や賃金規定が整理されていなかったりする場合もありますが、基本的にはボーナスに関する規定は就業規則や賃金規定に記載されています。

また、就業規則や賃金規定に明文化されていないが、ボーナスが支払われている場合はどこに確認していいか分からないといったケースも中にはあると思います。

そういった場合は、転職を相談している先輩や上司に確認してみましょう。

確認しづらい部分ではありますが、直近で転職していった人がボーナスを貰って辞めたかどうか話しの流れで確認してみるのがいいでしょう。

最後に一番手っ取り早いのが、直接管理部に問い合わせるのがいいでしょう。

ただし、これは既に転職が決まっている場合におこないましょう。

転職が決まっていないのに直接管理部に確認してしまうと、この人は将来的に辞める可能性が高い人だと認識されてしまい、自身の昇進や社内的な関係値に悪影響を及ぼす可能性があります。

2-2.ボーナス算定期間に在籍しているかどうか?

転職予定者に対してもボーナスが支払われると分かった場合ですが、それだけで安心するのはよくありません。

続いて確認すべきポイントとして挙げられるのが、ボーナスの算定期間に在籍しているかどうかが大切になります。

ボーナス算定期間とは例えば、ボーナスの支払い時期が7月と12月の場合、ボーナスの算定期間が7月払いの場合10月~3月、12月払いの場合4月~9月となります。

算定期間の中での社員の働きぶりにあわせて企業側も賞与を算定し、支払いを行います。

日本の企業でよくあるのが、成果によって5段階評価のようなものを設けて、その評価軸に併せて賞与設定しているケースが多いです。

ただ、転職予定者に対してはボーナス算定期間の評価に関係なく、支払い金額がきまるケースもあります。

例えば、通常の5段階評価で一番良い5の評価を獲得したのにも関わらず、支払われる金額は3の評価金額といったケースです。

辞める人に対して、企業側もボーナスの支払いを極力したくないのは当たり前です。

よって、本来支払われる予定だった金額ではないケースもあるので注意しましょう。

特に転職する際は引越しなどでお金がかかる場合が多いです。

引越しの際の資金としてボーナスを頼りにしていた場合、計算外のことが起きて、急遽余計な借入を行うといったケースも最悪考えられます。

後は転職したばかりで試用期間中に入社し、その期間中に退職した場合もボーナスは支払われないケースがほとんどです。

以上のことから、ボーナス算定期間に関する内容も就業規則や賃金規定で確認しておきましょう。

2-3.ボーナス支給時に会社に在籍しているか

続いては、ボーナス算定期間に在籍していたが、支払われる前に退職してしまった場合、ボーナスは支払われるかといった点です。

この点に関しても就業規則や賃金規定を確認しましょう。

ボーナスが支給される前に辞めてしまって、ボーナスが支払われないといったケースも往々にあります。

逆に、ボーナスが支払われるケースも勿論あります。

私は前職だと6月と12月にボーナスが支給される形式でしたが、ボーナスが支給される前の4月に退職しました。

しかし、6月にボーナスが支給されました。

ボーナス支給時に会社に在籍していなければ、ボーナスは支給されないのかといった点も企業によりけりですので、繰り返しになりますが、就業規則と賃金規定を確認しましょう。

3.ボーナスの貰い逃げは悪いことなのか?

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3-1.ボーナスを貰って転職すると社内的な評判が悪くなる?

ボーナスを貰って転職することは悪いことなのか?

ボーナスをもらってすぐ辞めたら社内的な評判がわるくなるんじゃないか?

このような心配をしている方もよく居ます。要はあなたと同じ悩みを抱えている人は沢山居ますが皆こういった心配を乗り越えて転職しています。

ボーナスをもらって転職することに関しては、まったく悪いことではありません。

ボーナスとは冒頭で申し上げましたが、企業側があなたのこれまでの働きを評価して支払うものです。これまで働いてきた貴方も十分貰う資格はあります。

更に、ボーナスの支払い条件は企業側が規則として定めているものになります。

よって、ボーナスを貰うことに対して後ろめたさを感じることはありません。

3-2.ボーナスを貰うことを割り切れない場合はボーナスを貰ってから期間をあけて転職をする。

それでもボーナスを貰って、すぐ転職することが嫌な人はボーナス取得後期間をあけてから転職しましょう。

ボーナス支給後に期間をあけて辞める場合のおすすめの時期は6月に支給される場合は9月に退職、12月支給の場合は3月に退職がおすすめです。

理由としては期が変わる会社が4月と10月に多いので、期の変わり目に退職することで違和感なく退職することが可能です。

4.転職する時期によっては転職先でもボーナスを貰うことが出来るのか?

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4-1.入社後初回のボーナスは基本的には貰えない企業が多い

転職した後の初回のボーナスは貰えない企業がほとんどです。

冒頭にも申し上げましたが、基本的にはボーナス算定期間中の成果がボーナスに反映されます。

ボーナス支給がされる前の期に在籍していなかった場合は貰えない場合がほとんどでしょう。

例をあげると、ボーナスが7月支給の会社へ5月に転職した場合ですが、転職先のボーナス算出期間である10月~3月に在籍していないと支払われないといったケースが該当します。

よって、転職したばかりの段階でボーナスを貰うことは考えずに来期のボーナスをアップさせるために実績を残すための自己研鑽に励んだ方が良いでしょう。

5.まとめ

転職 時期 ボーナス

今回はボーナスの時期に転職する場合、ボーナスは支払われるのかといった疑問について解説しました。

今回紹介した内容を簡潔にまとめると以下になります。

・就業規則や賃金規定を確認して、転職の為に退職する人へボーナスが支払われるのか確認

・ボーナスが支払われる場合、通常通りのボーナス算定方法で計算され、ボーナスが支給されるのか確認しておきましょう。

・ボーナスを貰う前に辞める予定でも、在籍期間によってはボーナスが支給されるケースもあるので、辞める前に就業規則や賃金規定を確認しましょう。

・ボーナスをもらった直後に辞めることは全然悪いことではない。

・ボーナスをもらって辞めることに対してどうしても罪悪感を感じてしまう場合は、期間をあけて転職しよう。

・転職したばかりの会社からボーナスを受け取れるケースは稀。

以上になります。

企業によって支払われる基準は全く違うので、現職の「就業規則」や「賃金規定」をまずは確認し、調査を十分に行って転職活動を行いましょう。

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