自分の社内評価が低かったり、評価に納得できないとき、本当に今の会社に残り続けていいのか疑問に思いますよね。
今回は社内評価に納得できず、転職したいと思っている人へ向けた記事になっています。
今回の記事が参考になる人
- 社内評価が低いと感じている人
- 評価が低いから、転職したいと考えている人
1.社内の評価が何故低いのか考える
まずは、そもそも自身の社内評価がなぜ低いのか考えましょう。
原因を深掘りして解決していくことが出来れば、社内の評価だけでなく市場価値をあげることも可能です。
社内評価が低い原因は、主に「自分に要因があるケース」と「会社側に要因があるケース」2つに大別されます。
社内評価が低い理由
- 自分要因があるケース
- 周囲に要因があるケース
この2つの要因をそれぞれ深掘りしていきます。
自分に要因があるケース
自分に要因があるケース
- 単純にパフォーマンスが低い
- 客観的に見ることができず、自己評価が異様に高い
- 人の指示やアドバイスを聞かない
- 独りよがりな仕事をしている
- 高圧的な態度を取っている
- 評価制度を理解していない
それぞれ詳細に解説していきます。
1.単純にパフォーマンスが低い
単純に仕事のパフォーマンスが低いことがあります。
社内で上手く成果があげれていないことで、社内評価が下がり、自身のモチベーションダウンに繋がっているケースです。
こうなってしまうと仕事への意欲を失ってしまい、環境を変えれば上手くいくと思ってしまいます。
よって、転職したいと思ってしまうケースがあります。
こういったケースの場合は、一度思い留まって、自分が何故成果をあげれていないのか洗い出し、改善をおこなっていく必要があります。
パフォーマンスが低く、評価が低い状態で転職活動をしても能力不足で苦戦する可能性が高いです。
Twitterの声
転職論をTwitterでよく見るが勘違いしてはいけないのは「環境×実力」でいくら環境だけ良くしても実力が伴っていなければ評価されないという事。あれは「環境×実力」を最大化させる為に環境変えたらしっかり評価受けましたという話やから。
— 乾寛人@会社後継者 (@inuihiroto) February 5, 2021
ただ、例外として、社内でパワハラなどのハラスメントを受けていて仕事のパフォーマンスが落ちてしまう人もいます。
その際は迷わず、転職してしまっていいでしょう。
2.客観的に見ることができず、自己評価が異様に高い
客観的に自身を見ることが出来ずに、自己評価が高い人がいます。
こういった人も客観的に自分の改善点を見つけ出すことが出来ないので、仕事でのパフォーマンスや社内評価が上がりにくいです。
自身での振り返りが苦手な人は、上司や同僚にアドバイスを貰い、素直に改善していく姿勢をみせましょう。
Twitterの声
あくまでも経験則ですが、社内評価の高い人に自身の人事評価について尋ねると、“今期の自分の業績に対して評価が低い”と言う。社内評価が高くない人に聞くと、“会社は見てくれていない”と言う。同じ人事評価への不満でも前者は客観的で、後者は主観的。これは出世する人としない人との違いでもある。
— 樫山周@finance&economic (@syu_syu_kashi) September 28, 2020
3.人の指示やアドバイスを聞かない
改善点を指摘しても、プライドの高さからアドバイスを受け入れない人がいます。
基本的にどの会社でも「改善点の解消=社内評価UP」といった構造になっています。
このように素直に自身の改善点を受け入れて、改善していく姿勢がとても重要になります。
ただし、理不尽な要求やあまりにも的外れなアドバイスの場合をしてくる場合は、本当に転職を検討した方がいいでしょう。
例えば、「俺の時代はこうだったから、こうしろといった」抑圧的なアドバイスが挙げられます。
4.独りよがりな仕事をしている
基本的に仕事はチームでおこなうモノです。
外資系などのドライな環境や一人でこなせる仕事なら、独りよがりな仕事をおこなっても問題ないでしょう。
しかし、基本的にはどの会社もチームを組み協力しながら、仕事をしています。
チームのことを考えずに、物事を進めていくと孤立してしまい、成果を挙げていても定性的な評価の部分でマイナスになるケースがあります。
そうすると、成果を挙げているのにマネジメントなどのメンバーを管理するラインに昇格することが難しくなります。
Twitterの声
自分が社内評価を無視して社外評価ばかりを追い求めるのもよくないと思っている理由は、社内評価が低い人というのは「身近な人から応援されない人」である可能性が高いから。そういう人物がチームでスケール感のある事業を動かすことは難しいように思う。1人でビジネスをするなら話は別だけどね。
— 渡辺将基(新R25編集長) (@mw19830720) January 19, 2019
5.高圧的な態度を取っている
高圧的な態度を取っている場合も社内で孤立してしまったり、パワハラで訴えられて社内的な評価が大きく下がってしまいます。
先程の独りよがりな仕事と通ずるものがありますが、チームの和を乱すような行為は基本的にはNGです。
積極的な意見をいうことは、良い議論を生むのでとてもいいことです。
しかし、圧力をかけて無理やり同意させるといったことをしていると、周りが委縮していまい、健全なチームとして成り立ちません。
6.評価制度を理解していない
そもそも社内の評価制度を理解していないことが原因のケースもあります。
社内の評価は主に2軸で評価されます。
それは「定性評価」と「定量評価」です。
定性評価と定量評価とは?
定性評価:会社での仕事への取り組み姿勢や数字以外での会社への貢献度
定量評価:売上目標などの数値目標の達成度
たとえば、売上目標を達成していても、定性評価が低い場合マネジメント職などへ昇進させてもらえないといったケースもあります。
反対に定性評価が悪くても、定量評価が良ければ、昇進できるといったパターンがあります。
よって、自社がどういった評価を重要視しているかは必ず把握するようにしましょう。
会社側に要因があるケース
会社側に要因があるケースは以下になります。
会社側に要因があるケース
- 上司が私情や感情で評価してくる
- 会社の評価制度が曖昧
- 減点方式の評価制度になっている
- 残業が評価基準に入っている
- 社内の文化に合っていない
それぞれ解説していきます。
1.上司が私情や感情で評価してくる
上司が会社の評価制度に則って評価してくるのではなく、上司の感情や私情で評価を変える場合は、自分に非があるわけではなく、上司に問題があります。
それを容認している会社の評価制度が曖昧な点もよくありませんが、現状の日本ではこういった私情や感情任せに評価されるケースが多いです。
こういった場合は、転職を検討した方がいいでしょう。
2.減点方式の評価制度になっている
減点方式の評価制度になっている場合も、会社の評価制度に問題があります。
減点方式の評価制度とは?
仕事で失敗した場合、大きな減点となり挽回するのが難しくなります。
大きな成果を挙げても、一度失敗してしまったら評価されにくくなってしまう制度です。
銀行等のレガシーな会社に見受けられる評価制度です。
こういった減点方式の評価制度が採用されていると、順調に出世コースを歩んでいても、何かミスしてしまった場合、降格や左遷をさせられてしまうリスクがあります。
ミスを前向きにとらえて、加点方式でどんどんチャレンジさせてくれる環境で仕事をした方がポジティブに仕事をこなすことが出来るでしょう。
3.残業が評価基準に入っている
残業することが正義の会社も未だに多いです。
現在の世の中は仕事を効率的に終わらせ、生産性を高めた仕事を求められています。
残業をせずに帰る社員に対して、表向きは何も言わずとも、裏では攻撃的なことを言ったり、評価をさげるといったケースもあります。
よって、残業することが正義となっている会社の場合も注意が必要です。
Twitterの声
日本まだ根強く残ってる「長く働けば働くほど頑張ってる」と評価される文化とサービス残業。なにそれ案件ですから、本当に
— 薬指 (@koyubinotonari7) February 12, 2021
4.社内の文化に合っていない
社内の文化があっていない人も転職した方がいいでしょう。
たとえば、顧客志向がかなり強い人が、ゴリゴリの不動産会社で働いていても、自身の長所を活かすことが難しいです。
企業文化が合う企業へ転職したことで、急に成果が挙げられるようになるといったケースも往々にしてあります。
Twitterの声
リーマン時代に、社内評価の低い人ってある一定層いたわけ。社内では居場所がなくなって、社外に出た途端に凄い活躍してる人は多いよ。所詮1つの会社での評価なんてまぢで当てにならないから、合わないな〜と思ったらどんどん転職すべきだと思う。
— 松山 仁 | DANCE WITH CEO (@h_matsuyama) June 29, 2018
2.自分の改善点がある場合、改善して成果を上げることに集中する
会社に問題がある場合は、改善することがほぼ不可能ですが、自分に改善がある場合は、まずは改善して成果をあげてみることに集中してみましょう。
改善して成果を上げるメリットは以下になります。
改善して成果をあげることのメリット
改善して成果をあげることは沢山あります。
仕事が楽しくなることは勿論ですが、他にも下記メリットがあります。
改善して成果をあげるメリット
- 社内評価が上がり給与が上がる
- 社内評価が上がることで市場価値もあがる
社内評価が上がると、給与UPだけではなく、市場価値もあがります。
市場価値が上がることで、転職を行う際の給与交渉などで現職よりも高い金額を提示されるケースが多いです。
また、転職活動を進める上で実績を残せているので、有利に転職を進めることが出来るでしょう。
3.改善しても評価が上がらない場合、転職を検討した方がいい
会社に要因があるケースだと、自身が改善しても評価が変わらないケースが多いです。
そうなった場合は、転職を検討した方がいいでしょう。
特に20代の若い世代は、若いうちにどういった経験を積むかがとても重要です。
転職はリスクと捕えられがちですが、若いうちに転職に踏み切れないと年齢を重ねたときに転職しづらくなるといったリスクがあります。
むしろ、流動的な世の中になってきている中で、転職経験がないことが逆にリスクになります。
改善しても評価が上がらないような会社に居続けても仕方ありません。
4.自分の転職市場での市場価値を見極めよう
転職する前に自身の市場価値がどれくらいか気になっている人は下記方法を試してみましょう。
市場価値を見極める方法
市場価値を見極める方法としては、以下の2つがお勧めです。
市場価値を見極める方法
- ミイダスに登録する
- 転職エージェントに壁打ちをする
ミイダスに登録する
自分の市場価値を判断する際はミイダスがおすすめです。
無料で市場価値診断を受けることが出来るサービスになっているので、ぜひ試してみましょう。
ミイダスとは?
転職アプリのミイダスは経歴や経験・スキル情報から自分の市場価値をデータ分析して、想定年収やあなたを求める企業から直接オファーが届くサービスです。
また、「自分のビジネスマンとしてのスキル」や「パーソナリティ」を診断・分析することで、より自分にフィットしたオファーを受け取ることができます。
転職エージェントに壁打ちする
2つ目は転職エージェントに壁打ちする方法をオススメします。
転職エージェントでは、転職であるキャリアアドバイザーが転職の相談にのってくれます。
オススメ転職エージェント
オススメの転職エージェントを紹介していきます。
基本的に大手のエージェントは小さいエージェントと比べて、経営状況が安定しているため、無理やり求人を進めてくるケースは少ないです。
よって、求人数も豊富に抱えている下記3社のエージェントのうち、リクルートエージェントには必ず登録しておくことをオススメします。
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5.まとめ
今回は社内評価が低いとき、転職すべきかどうか解説しました。
自身にまだ改善点がある場合は、改善して社内評価をあげてから転職した方が転職を成功させれる可能性が高いです。
一方で、会社側の評価制度や上司に問題がある場合は、転職を検討した方がいいでしょう。